GitHub CLIをAlmaLinux 9.5にインストールして作業効率をアップ!

こんにちは!白々さじきです!

今回は AlmaLinux 9.5 に GitHub CLI をインストールして、リポジトリ操作時のパスワード入力を省略する方法を試してみました!
これで毎回のパスワード入力から解放されます!

早速、GitHub CLI のインストールからログイン、そしてリポジトリ操作までの手順を解説していきます。

1. GitHub CLIのインストール

事前準備

GitHub CLI を使うためには、すでに Git がインストールされている必要があります。
まだインストールしていない方は、こちらの記事を参考にしてください。

DNFのバージョン確認

まず、AlmaLinux 9.5 のDNF のバージョンを確認します:

dnf --version

実行すると、下図のようにバージョン情報が表示されます。

実行すると、下図のようにバージョン情報が表示されます。

今回は、4系の DNF バージョンを使用しているため、公式の 4系のインストール手順 に従ってインストールを進めます。詳細については、以下のリンクを参考にしてください:

DNF公式インストール手順(4系)

config-managerのインストール

DNF にリポジトリを追加するために、以下のコマンドで config-manager をインストールします:

sudo dnf install 'dnf-command(config-manager)'

インストール済みか確認する場合は、以下のコマンドを実行します:

dnf list installed | grep dnf-plugins-core

成功していれば、下図のように表示されます:

GitHub CLIリポジトリの追加

以下のコマンドで GitHub CLI のリポジトリを追加します:

sudo dnf config-manager --add-repo https://cli.github.com/packages/rpm/gh-cli.repo

リポジトリが追加されているか確認するには、以下のコマンドを実行してください:

dnf repolist | grep gh-cli

以下のように表示されればOKです:

GitHub CLIのインストール

以下のコマンドで GitHub CLI をインストールします(-y オプション付きで確認をスキップ):

sudo dnf install -y gh --repo gh-cli

GitHub CLI をインストールできているか確認するには、以下のコマンドを実行してください:

gh --version

成功すると、以下のように表示されます:

2. GitHub CLIを使ったログイン

GitHub CLI を使用してログインすることで、GitHub 操作を簡単に行うことができます。以下の手順に従って設定を進めましょう。

GitHub CLIのログインコマンドを実行する

以下のコマンドを実行して、GitHub CLI を使った認証プロセスを開始します:

gh auth login

ログイン方法は大きく分けて2つあります:

  • ブラウザを使用してログインする場合
  • Fine-grained personal access tokens を使用する場合

ブラウザを使用してログインする場合

  1. ログイン方法の選択画面が表示されます。以下の画像の「ブラウザを使用する」部分を選択してください。
  2. ワンタイムパスワードがターミナルに表示されます。赤枠部分にコードが記載されています。このコードを使用します。
    ワンタイムパスワード表示
  3. エンターキーを押して表示されたURLにアクセスし、GitHubアカウントの選択画面で該当するアカウントをクリックします。
    アカウント選択
  4. 認証画面でワンタイムパスワードを入力し、「Continue」をクリックします。
  5. 認証確認画面で「Authorize GitHub」をクリックします。
  6. これで認証が成功します。

Fine-grained personal access tokens を使用する場合

  1. ログイン方法の選択画面で、「アクセストークンを使用」を選択します。
  2. トークン入力画面が表示されます。ここに事前に作成した Fine-grained personal access tokens を貼り付けてEnterキーを押します。
  3. 認証が成功すると、以下のようなメッセージがターミナルに表示されます。

ログイン後の確認

認証が成功した後、GitHub の操作を簡単に行えるようになります。たとえば、プライベートリポジトリをクローンしてみて、パスワードが不要であれば設定完了です。

git clone <リポジトリ名>

ログイン方法に関係なく、正しく設定されていればスムーズに操作できるはずです。

3. 認証情報の削除

認証情報を削除したい場合は、以下のコマンドを実行してください:

rm ~/.config/gh/hosts.yml

削除後は再度ログインが必要になり、ログインしていない場合はユーザー名やパスワードの確認が行われます。

感想

AlmaLinux 9.5 環境で GitHub CLI を使うことで、毎回のパスワード入力から解放されました!
今後の作業効率が格段に向上しそうです。

ただ、認証情報が平文で保存されている点が少し気になります。次回はこの部分を改善する方法を探ってみたいと思います!

それではまたー!

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