GASでSEO調査の自動化?実際にやってみた

こんにちは、白々さじきです。

今回は、自分のブログのSEOをもっと強化したいと思い立ち、「Google Apps Script(以下、GAS)」を使ってブログ記事の一覧を自動取得し、ChatGPTに渡してSEO分析をする仕組みを試してみました。

💡この記事の内容を実施するには、ChatGPTのProプラン(月額有料)への加入が必要です。ファイルアップロード機能を利用するためです。

結論から言うと、「意外と簡単で便利」でした。地味に面倒な作業をGASで自動化するだけで、継続的にSEO改善のアイデアが得られます。

なぜGASでSEO調査?

ブログをやっていると、

  • どの記事が検索意図に合ってる?
  • タイトルこれでいいの?
  • 最近何書いたっけ? みたいな悩みが出てきます。

RSSフィードがあるなら、それをGASで読み込めば、毎回記事の情報を手でコピペする必要はなくなります。

GASでやったこと

今回は、RSSフィードをGASで読み込み、スプレッドシートに記載後ChatGPTにスプレッドシートを渡して考えてもらいました。

1. RSSフィードを読み込む

function fetchRSSFeedToSheet() {
  const sheet = SpreadsheetApp.getActiveSpreadsheet().getActiveSheet();
  sheet.clearContents();
  sheet.appendRow(["タイトル", "リンク", "公開日", "概要"]);

  const url = "https://sirajira-sajiki-tech.com/feed/";
  const response = UrlFetchApp.fetch(url);
  const xml = XmlService.parse(response.getContentText());
  const items = xml.getRootElement().getChild("channel").getChildren("item");

  items.forEach(function(item) {
    const title = item.getChildText("title");
    const link = item.getChildText("link");
    const pubDate = item.getChildText("pubDate");
    const description = item.getChildText("description");
    sheet.appendRow([title, link, pubDate, description]);
  });
}

このコードをスプレッドシートに紐づけて実行すれば、下図のように最新の記事10件がスプレッドシートに自動で反映されます。

2. ChatGPTでSEO観点から分析

作成したスプレッドシートを「+ボタン」→「Google Driveから追加する」から選択し、ChatGPTに以下のように渡します:

以下のブログ記事一覧をSEOの観点から分析してください。

  • どんなキーワードにフォーカスすべきか
  • 同じジャンルで不足している記事は何か
  • タイトルの改善案があるか

「+ボタン」は、下記です。

このプロンプトに記事のタイトル+概要を貼り付けて送るだけで、下記の内容を一気に提案してくれました。

  • 潜在的な不足トピック
  • 複合キーワードの提案
  • タイトルのリライト案

実際にやったイメージは下記です。

実際に得られた気づき

今回得られた主な気づき:

  • 「Claude APIのユースケース」が今後の伸びしろ
  • タイトルに「2025年版」「図解付き」などの要素を入れるとクリック率向上
  • 「GASとCopilotで業務効率化」みたいな横展開も狙える

まとめ:ブログ×AI×自動化の相性は最高

GASでRSSを読み込んでChatGPTに渡すだけですが、SEOに不慣れな人でも「どこを直せばいいか」がすぐに見えるようになるのが大きなメリットです。
記事が10本を超えてきた人は、手動での振り返りに限界があると思うので、こういう自動化を導入してみると一気に視界が開けます。

ぜひ皆さんも試してみてください。

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